呼吸器内科

<症状>

  • 咳が長引く,止まらない
  • 痰が出る
  • 息が苦しい、息切れしてしまう
  • 胸が痛い

問診後必要であれば、胸部レントゲン検査、呼吸機能検査などを行います。

呼吸器系の病気

気管支喘息(きかんしぜんそく)

喘息は空気の通り道である気道に炎症が起き、空気の流れ(気流)が制限される病気です。気道はいろいろな吸入刺激に過敏に反応して、発作性の咳や喘鳴(細くなった気管支を空気が通る時に生じるゼーゼー、ヒューヒューという音)、呼吸困難が反復して起こります。症状は夜間や早朝に起こることが多く、軽いものから生命に関わるほど重症になる場合もあります。ハウスダスト・ダニなどのアレルゲンや呼吸器感染症、大気汚染、喫煙、気候の変化などが増悪因子となります。適正な治療が行われないと、炎症とその修復が繰り返される過程で気道の壁が厚くなって、空気の流れ(気流)が元に戻らなくなってしまい、気道の敏感さ(過敏性)も増します。このようになる前に治療が必要です。

咳喘息

慢性咳嗽(長引くセキ)の原因の中で、最も頻度が多いと考えられています。気管支喘息とは異なり、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)を伴いません。咳は喘息と同じく、夜間や早朝に強く、冷気・暖気・タバコの煙・会話・運動・飲酒・緊張などが誘因となります。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)とは以前、「慢性気管支炎」(頑固な咳やたんが続き気管支が狭くなる疾患)と「肺気腫」(肺の羽織が破壊されて息切れや呼吸困難を起こす疾患)と呼ばれていた疾患の総称です。初期には自覚症状がほとんどない場合が多く、ゆっくりと進行して次第に重症になっていきます。
症状としては坂道や階段を昇る時など、身体を動かした時に息切れを感じる労作性呼吸困難が特徴です。慢性の咳や痰もみられます。初期には「年のせい」と考えてしまうことも多く、かなり進行してから気付く場合が多いのが大きな問題です。
日本では40歳以上の8.5%(男性13.1%、女性4.4%)、COPDの滞在患者は530万人以上と推測され、治療を受けているのはそのうち5%未満といわれています。未治療の患者さんが大変多いのです。
別名”タバコ病”ともいわれるように、最大の原因は喫煙で、患者さんの90%以上は喫煙者です。長年にわたる喫煙が大きく影響するという意味で、まさに”肺の生活習慣病”です。
タバコを吸わない人でも4.7%の人がCOPDにかかっています。
これは副流煙による”受動喫煙”の危険性を示しています。喫煙者が近くにいる人は、タバコを吸わなくても喫煙者と同等か、それ以上の有害物質を吸い込んでいるのです。家族がヘビースモーカーだったり、分煙されていない職場で仕事している人はCOPDにかかる危険性が高まります。
予防には禁煙が第一ですが、症状がある場合には吸入治療などを行います。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)/いびき

睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中にいびきと共に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)や呼吸が浅く弱くなる状態(低呼吸)が生じることにより、日常生活に支障をきたしたり健康障害が生じてくる病気です。
睡眠中に呼吸が止まり、身体に取り込まれる酸素が少なくなると睡眠中でも脳が起きた状態になります。何度も脳が起きるので睡眠の量と質が低下してしまい、日中の強い眠気や居眠りにつながります。
無呼吸が毎晩、しかも年単位で起こることで、心臓・血管等の病気や多くの生活習慣病と関連することが指摘されています。特に高血圧との関連が示されており、狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患や脳卒中の発症にも関係しています。
また、居眠りによる交通事故や仕事の作業能率低下、性格上の変化との関連が指摘されています。いびきや無呼吸を家族に指摘されて病気が見つかる方も珍しくありません。

症状について

  • いびき
  • 睡眠中に息が止まっている
  • 夜間頻尿
  • 日中の眠気や倦怠感
  • 起床時の頭痛・頭重感
  • 集中力の低下

などが挙げられます。

簡易検査

睡眠中の呼吸状態について簡易に判定する検査です。
ご自宅で指先センサーと呼吸センサーをつけて血液中の酸素と呼吸の検査を行います。

治療

検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断された際は適切な治療をおすすめします。

● CPAP療法(シーパップ)
CPAP療法ではCPAP装置から鼻のマスクを通して適切な圧をかけた空気を気道に送り、気道がふさがらないようにします。
気道のふさがりを根本から治すわけではありませんが、CPAPを適切に使用することで睡眠中の無呼吸やいびきを抑え、無呼吸による症状の改善が期待されます。
CPAP療法は治療効果が確認された治療で、中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群の第一選択の治療方法です。CPAP療法では保険診療のために定期的な通院が必要となります。

クリニック案内

医院名
医療法人 中沢医院
院長
中沢 一朗
住所
〒387-0013
長野県千曲市小島2806-1
診療科目
呼吸器内科・消化器内科・一般内科
電話番号
026-272-0131