帯状疱疹とは水ぼうそうと同じ水痘・帯状疱疹ウイルスが原因となり、激しい痛みを伴う皮疹が帯状にできるのが特徴です。症状は3~4週続きます。
水ぼうそうになったあとに、ウイルスが体内に住みつき、加齢などによる免疫が落ちた時、疲労やストレスなどがきっかけとなって帯状疱疹として発症します。
日本では中年以降の90%がウイルスを体内に持っており50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。
発症すると痛みやかゆみが強く出て後遺症として神経痛が残ることがあります。
目や耳、顔面の神経が障害されると視力低下やめまいなどの原因となります。
ワクチンは二種類取り扱っております。
適応は50歳以上です。
それぞれに長所、短所がありますので比較表を参考にご検討ください
なおご予約は診察時、またはお電話で承ります。
TEL:026-272-0131
乾燥弱毒生水痘ワクチン | シングリックス | |
ワクチンの種類 | 弱毒生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種回数 | 1回 皮下注射 | 2回(2ヶ月間隔)筋肉注射 |
予防効果 | 50~60% | 90%以上 |
効果の継続期間 | 5年程度 | 9年以上 |
費用 | 6600円(税込) | 1回22000円(税込)×2回 |
メリット | 値段が安い 1回で済む | 予防効果が高い |
デメリット | 免疫不全者は使用できない | 費用が高い 副反応が強い |
副反応 | 注射部位反応 倦怠感 発疹 | 注射部位の痛み、筋肉痛 倦怠感 頭痛 震え 発熱 |
他ワクチンとの間隔について
【乾燥弱毒生水痘ワクチン】
①不活化ワクチン(肺炎球菌・インフルエンザ等):接種間隔の制限なし。
②新型コロナワクチン:片方のワクチンを受けてから2週間後。
③他の生ワクチン(BCG・MR(麻疹/風疹)等):27日あけてから接種。
【シングリックス(不活化)】
1回目と2回目の間隔は、2カ月後~6カ月以内に接種します。
①不活化ワクチン(肺炎球菌・インフルエンザ等):接種間隔の制限なし。同時接種も可能。
②新型コロナワクチン:片方のワクチンを受けてから2週間後。
③他の生ワクチン(BCG・MR(麻疹/風疹)等):接種間隔の制限なし。
医院名 |
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医療法人 中沢医院 |
院長 |
中沢 一朗 |
住所 |
〒387-0013 長野県千曲市小島2806-1 |
診療科目 |
呼吸器内科・消化器内科・一般内科 |
電話番号 |
026-272-0131 |